全ての始まりは私のちょっとわがままなドライブのリクエストから始まる。 「気仙沼観光なのに、気仙沼らしからぬ風景を見たい!」と、コンテツさん(港まつりで一緒に踊って仲良くなった優しいお兄さんです👏)に無理難題を押し付ける。そこでこんテツさんの提案で海の方ではなく、あえて山の方に向かってドライブをすることに。 山を登る途中に情緒あふれる線路が出てきたり(この線路は別名ドラゴンレール、無駄にくねくね曲がっているため乗車時間が長いとのこと)、アジサイロードがお出迎えしてくれたり、目の前に広がる美しい棚田に感動したり… まるでトトロの世界に迷い込んだかのような景色に圧巻されていると道路の左側にある建物が見えてきた。 私「コンテつさん、ここなんですか?」 コンテツさん「ああ~~、ここはねREACE JAMって言ってね…あ~~、ちょっと寄ってみよっか?」 私「(⊙⊙)‼❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」 こうして私はPEACE JAM代表の佐藤賢さんと出会うことになる。 賢さん「よくきたね〜〜いらっしゃ〜〜い」—とニコニコと出迎えてくれる。 私「すみません…お邪魔しま〜〜す…」 そろりそろりとPeace Jamさんの本拠地に足を踏み入れる(アポなし突撃訪問ごめんなさい🙇) まずはじめに私の目に飛び込んできたのはWelcomeという温かいメッセージと、もちろん、ジャム!瓶のPeace Jamのロゴがオシャレなジャムが可愛らしくテーブルの上に積まれている。ジャムを食べきった後にも小物として飾っておけそう♡ 奥へと進むと…… 私「えーーと、賢さん、こちらは…保育園…でしょうか(⊙⊙)?????あれ、ここ、ジャム工房じゃないんだっけ?( ¨̮ ?)」 そこに広がっていたのは子供たちが自由に遊べる、まるで保育園・幼稚園のようなスペース。 一体なぜ、ジャムを作る工房に子供の遊び場(部屋の半分ほどは遊び場スペース!)が!? その訳にはキャリアママを全力で、全身全霊で応援する賢さんの熱い想いが隠されていた。 (賢さんとのお話、深すぎて(多くの名言も!!!)、本当はここに全部書き出したいのですが一冊の本ができてしまうほど深〜〜い内容なので、 私的に心にぐさっと刺さったポイントをお伝えします♡ 私、コンテツさん、賢さんの三人で子育てスペースに腰を下ろし、Peace Jamの創設ストーリー、日本の子育てママの抱える問題、さらに発展して”働き手の幸せとは一体何か?” “伝統工芸の価値とは一体どこにあるのか?” Peace Jamの㊙ストーリー♡—などなど2時間という時間があっという間に感じるほど多岐に渡る内容について語り尽くす。 ▶︎ピースジャムとは????? 出典:http://peace-jam.org/about/ 東日本大震災で立ち上がった、赤ちゃんとママを支援する団体。 ■2013年 場所を作り始める。 驚くことにピースジャムの拠点は自分たちで建てたとのこと。 賢さん「最初の3日間だけ大工さんに(柱だけ立てる)手伝ってもらって。 そのあとは全部自分たちで。会員に一級建築士の人もいたしね笑 基礎工事から、壁から何まで自分たちでデザインして作っていったんだよね〜〜 あとは、結構ボランティアの人たちが毎月入れ替わりで来て工事を手伝ってくれたり。3メートルくらいの足場組んで、怪我しながら組み立てたなぁ。足場から落ちて怪我したりもしたしね笑 家の立て方は大体わかったかなぁ笑」 ■2014年 9月 1年の月日を経て、ピースジャムの拠点、完成。ジャムの生産を始める。 ピースジャムヒストリーを語っていただいた後、賢さんの愛に溢れた深すぎる話、スタート。 (はい、私、ガチで泣いてしまいました。不意打ちでした笑) 賢さん「おれさ、お母さんという社会の居場所はないのでは?って思うんだよね。 子育てするお母さんたちに、何が欲しいのか聞いて見て回ったら、“ママ友が欲しい”あとは、"仕事がほしい”そんな答えが返って来たんだ。生きがいとして社会と関わっているのにも関わらず"産んだあとの居場所がなく、孤立してしまう。そんなママたちを助けるための制度はあるけれども、現状どうなのかというと"情報と制度に翻弄されている"状態。社会にいたいのに、子育てもしたいのに情報過多の中で生き方、生きがいを失ってしまっている。子供を生みやすい環境を作らなければいけないし、ママたちの持つ問題を根本的に解消していけたらなぁって。」 私「私の母も、私を筆頭とする4人の超個性的な子供達の子育て、すっっっっごく大変そうでした(;´・ω・`)💦」 賢さん「そうそう、ママさんて本当に大変なんだよ〜〜〜でもさ、もし育児をしながら生産をしてママ友や知識や情報を得て、たくさんのお母さんとたくさんの子供がいる中で子育てができたら? "新しい女性の働き方"ができたら、面白くない?"」 私「面白いです(⊙⊙)‼(即答)」 賢さん「そういえばさ、うちの職場内で、ベビーラッシュが起きたんだよね笑」 コンテツさん「あれ、もしかして妊婦さんから働いているってことですか!? 」 賢さん「そうだよ〜〜〜( ﹡ˆoˆ﹡ )」 コンテツさん「それって凄くないですか?」 私「凄いです(⊙⊙)‼(即答)」 私「そういえば、気仙沼って、本当に色々な人がいますよね〜〜。来るたびにいつも変わっている、進化していると感じるのですが、何がそんなに人々を気仙沼に引き寄せるんでしょうか?( ¨̮ ?)」 賢さん「100点じゃなくて、70点を見せていることじゃないかな。君の可能性が、この30%の中に無限大にあるから、ここにおいで。あなたの暮らしやすさ、この30%の中にあるから。 気仙沼くらい未成熟で、可能性に溢れている街はない。チャレンジを見せなきゃ。チャレンジを集めるならね。 ○○日本一って、言葉日本ではもう響かない。○○が日本一じゃなくて、70点がたくさんある方がいい。 だからさ50-60点を量産していくようなスーパーバイザーみたいなのになりたいんだよね、おれ」 ————————2時間経過❤︎❤︎❤︎ 2時間語っても、まだまだ何時間でもそのまま語り続けられそうなくらいだったのですが、時間の関係上(夜行バスに乗って気仙沼から東京に帰らなければいけなかったので)続きは次回に持ち越し。また、来ますピースジャム、そしてトトロのような世界を思いっきり満喫して帰りたいと思います♡ 賢さんの熱い語りと、そこに良いタイミング・良い視点でツッコミを入れていくコンテツさん、そして賢さんの話に感動し続けている私。 そんな三人で2時間語ることができたのは、本当に奇跡としか言いようのない出会いであって、まさに”ご縁”ですね〜〜 写真:左から私、賢さん、コンテツさん
長い長い文章になってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました♡ ↓↓↓ピースジャムについて、もっと知りたい方はこちらのURLから↓↓↓ Peace Jam peace-jam.org
2 Comments
まこと
8/20/2017 06:31:48 am
めちゃくちゃ興味深い内容!読んでて面白かったァ👍🏻
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よさこいガール
8/20/2017 07:58:08 am
でしょでしょ!本当にね、私が出会う人って面白くて、それでもって素敵な方がたくさんいるんだよ〜〜〜だから、そんな素敵な人たちを自分の大切な人ともつなぎたいんだよね〜〜
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Natsukiwant to carry "Goen -fate・destiny" from people to people for more happy life :) Archives
September 2017
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